20世紀西洋人名事典 「アンゲルカラリーチェフ」の解説
アンゲル カラリーチェフ
Angel Karalichev
1902.8.21 - 1972.12.14
ブルガリアの小説家。
大学では外交官科を卒業する。大学在学中の1919年処女詩「鷲」を発表、’23年の蜂起の体験を描いた短編集「ライ麦」(’24年)により、短編作家として有名になる。民話や児童、少年向きの作品も多く、「クマの坊や」(’25年)、「一番すばらしい所」(’48年)などは各国語に訳されている。また、アンデルセン優良賞受賞者であり、イリヤ・チェルネのペンネームを使ったこともある。作品はほかに「ブルガリアの民話」(’48年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報