アンザックデー

デジタル大辞泉プラス 「アンザックデー」の解説

アンザックデー

オーストラリアニュージーランドなどの祝日4月25日。第一次世界大戦中の1915年、トルコガリポリ戦いに参加したオーストラリア・ニュージーランド連合軍団、アンザック(ANZAC)の兵士たちを追悼する日として制定され、のちにそれ以降の戦争に従軍した兵士を含む戦没者を追悼し、退役軍人に敬意を表する記念日に発展した。

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世界大百科事典(旧版)内のアンザックデーの言及

【ANZAC】より

…厳密には第1次大戦中の1915年4月25日,トルコのガリポリ(ゲリボル)半島上陸作戦に参加した将兵を指し,広義には第1次および第2次大戦参加者も含む。毎年4月25日は両国ともアンザック・デーとして公休日で,ガリポリ生残りの老兵を中心に各戦闘参加部隊単位で隊旗を押したて行進する。日常活動はRSL(復員兵連盟)が行うが,この組織とアンザック戦没者記念碑は両国のどんな片田舎にもあり,右翼的心情の結節点となっている。…

※「アンザックデー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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