現代外国人名録2016 「アンジェラヒューイット」の解説
アンジェラ ヒューイット
Angela Hewitt
- 職業・肩書
- ピアニスト
- 国籍
- カナダ
- 生年月日
- 1958年7月26日
- 出生地
- オタワ
- 学歴
- トロント王立音楽院卒,オタワ大学卒
- 受賞
- オタワ大学名誉博士号〔1995年〕,シューマン国際コンクール第4位〔1977年〕,ヴィオッティ国際ピアノコンクール第1位〔1978年〕,ロベール・カサドシュ国際ピアノコンクール第3位〔1979年〕,国際バッハ・ピアノ・コンクール第1位〔1985年〕
- 経歴
- 音楽一家に生まれ、3歳でピアノの勉強を開始、9歳でトロントの王立音楽院で最初のリサイタルを開く。10代にはバレリーナを志したこともあったが、ピアノの才能を生かす道を選択。1973年からオタワ大学でジャン・ポール・セヴィラに学ぶ。’78年ヴィオッティ国際ピアノコンクール第1位、’85年トロントでの国際バッハ・ピアノ・コンクールに優勝、以来バッハ演奏で高い評価を獲得。その他現代音楽までレパートリーは広く、ラヴェルの作品も得意とする。米国、カナダ、オーストラリアの主要オーケストラを始め、日本フィルハーモニー交響楽団と共演するなど、世界各地で活躍。また、ライブ音楽を守る目的で6人のカナダ人ピアニストと“ピアノ・シックス”というグループを創設し、カナダの地方都市を演奏して回るプロジェクトを実行。アルバムに「バッハ・アレンジメンツ」「バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988」「バッハ:フランス組曲全曲、他」「Piano Works」「ラヴェル:ピアノ独奏曲全集」「平均律クラヴィーア曲集」などがある。’88年初来日公演を行う。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報