最新 地学事典 「アンチストレス鉱物」の解説
アンチストレスこうぶつ
アンチストレス鉱物
anti-stress mineral
ずれ応力(ストレス)のない条件のもとで安定に再結晶するとみられる鉱物。A.Harkerは,変成作用を支配する物理的条件を温度とストレスであると考え,変成鉱物をストレス鉱物とアンチストレス鉱物に分けた。紅柱石・菫青石・直方輝石がその例。のちに,これらの鉱物形成はストレスの有無と無関係であることがわかり,現在この用語は用いられない。
執筆者:岩崎 正夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

