アンティキティラ島の機械(読み)アンティキティラトウノキカイ

デジタル大辞泉 の解説

アンティキティラとう‐の‐きかい〔‐タウ‐〕【アンティキティラ島の機械】

ギリシャ南部、ペロポネソス半島クレタ島の間に浮かぶアンティキティラ島の近海で発見された金属製の遺物。古代ギリシャ時代につくられた多数歯車を組み合わせた機械で、その歯車の枚数から、サロス周期メトン周期に関わりをもち、月の位置月齢日食月食が起こる日の予測に用いられたと考えられている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android