アンテクリスト

最新 地学事典 「アンテクリスト」の解説

アンテクリスト

antecryst

火山岩に含まれる結晶のうち,過去に同じマグマシステムで成長した結晶が,後の噴火時にマグマに取り込まれて噴出したと考えられるもの。融食など不均質組織を示すことが多い。取り込まれてから噴火まで時間を経たものは,結晶縁にオートクリスト的な成長部分(autocrystic rim)をもつことがある。類語に外来結晶があるが,起源が当該マグマシステムとは無縁と考えられるものを指す。両者の区別は,結晶組織・組成の違いからは困難なこともあるが,同位体比や放射年代の違いで区別できる。参考文献:G.F.Zellmer (2021) Bull.Volcanol., Vol.83:1

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参照項目:オートクリスト
参照項目:外来結晶

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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