現代外国人名録2016 「アントニオメネセス」の解説
アントニオ メネセス
Antonio Meneses
- 職業・肩書
- チェロ奏者
- 国籍
- ブラジル
- 生年月日
- 1957年
- 出生地
- レシフェ
- グループ名
- 旧グループ名=カザルスホール・カルテット
- 学歴
- シューマン音楽院,シュトゥットガルト音楽大学
- 受賞
- マリア・カナルス国際コンクール第2位〔1976年〕,ビラ・ロボスコンクール第1位〔1977年〕,ミュンヘン国際音楽コンクールチェロ部門第1位〔1977年〕,チャイコフスキー国際コンクールチェロ部門第1位〔1982年〕
- 経歴
- ホルン奏者の父の勧めでチェロを始め、渡独してデュッセルドルフのシューマン音楽院とシュトゥットガルト音楽大学でアントニオ・ヤニグロに師事。1982年チャイコフスキー国際コンクール第1位のほか数々のコンクールに入賞。晩年のカラヤンに見出され、ブラームスやR.シュトラウスの曲を共演・録音した。リオデジャネイロ・ピアノ三重奏団とともにブラジル、ドイツ、イタリア、フランスでコンサートを行うほか、バイエルン国立管弦楽団、シュトゥットガルト放送交響楽団、ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団などと共演。バーゼル音楽院で教鞭もとる。’90年堀米ゆず子、トーマス・ツェート・マイヤー、今井信子ら第一級のソリストとカザルスホール・カルテットを結成。年に1度公演を行うが、’96年解散。’98年からはボザール・トリオのメンバーとなり、同団のプレスラー(pf)とのデュオでも活躍。無伴奏でも名盤を残す。’92年10月リサイタルなどで来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報