アンドロノヴォ文化(その他表記)Andronovo

山川 世界史小辞典 改訂新版 「アンドロノヴォ文化」の解説

アンドロノヴォ文化(アンドロノヴォぶんか)
Andronovo

前2千年紀,西シベリア,南シベリア,中央アジア北部に広がった青銅器時代の文化。南シベリア,アチンスク近くの同名の村から命名。連続する雷文や三角形文の深鉢形土器に特徴がある。青銅製の武器馬具発達。定住的な牧畜農耕が行われた。ウラル西方の木槨墓(もっかくぼ)(スルブナヤ)文化と類似するが,両者の関係は不明。馬のひく軽戦車が普及し,殷(いん)代の中国に伝わった可能性がある。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む