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雷文 らいもん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

雷文
らいもん

稲妻文,雷電文,いかずち文ともいう。方形が螺旋形になっている文様。単独ではなく,いくつか連続して複雑な文様を構成する例が多い。古代中国の土器,骨器銅器に主文様として多く用いられ,殷時代の文様中,最も多用された。日本では弥生土器にその早い例がみられる。

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デジタル大辞泉の解説

らい‐もん【雷文】

方形の渦巻き状の文様。連続して用いるのが特色。中国で古代から愛好された。

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百科事典マイペディアの解説

雷文【らいもん】

方形が渦巻状になっている文様で,S字形に二つ組み合わせたり,長く横に連ねたりした形で用いられることが多い。古くは中国の青銅器の装飾として用いられており,現在でも皿や鉢の縁の模様や敷物の縁の模様等にしばしば用いられている。
→関連項目文様

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大辞林 第三版の解説

らいもん【雷文】

四角張った渦巻模様が連続している模様。中国で古代から盛んに用いられた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

雷文
らいもん

角形の渦巻文。回文ともいう。これには正方形、長方形、菱形(ひしがた)の三種があり、厳密にいえば渦巻同様、左巻きと右巻きの区別がなされる。元来、中国では雷光をかたどった文様とも、竜文から変化したものともいうが、明らかではない。雷文は単独に表されたものより、むしろ2個以上組合せになって、縁飾りや地文として用いられることのほうが多い。雷文は渦巻文と同様、古くから世界各地の工芸品、建築装飾にみられるが、そのうちでも中国の殷(いん)・周時代の青銅器、骨角器、陶器の地文に用いられたものが、もっとも代表的なものである。村元雄]

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