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木槨墓 もっかくぼMu-guo-mu

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

木槨墓
もっかくぼ
Mu-guo-mu

中国において,漢代およびそれ以前に行われた墳墓の形式。死者を納めた棺のまわりを木材で取囲んで造った墓室をもつ墓のこと。中国本土以外に,モンゴルノインウラ遺跡や朝鮮の楽浪漢墓などからも発見される。

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百科事典マイペディアの解説

木槨墓【もっかくぼ】

棺や副葬品を納める槨を木材で構築した墓。中国では(いん)代にすでにみられ,代の墳墓の基調をなした。シベリア,モンゴル,アルタイ地方朝鮮半島でも多く発見されている。
→関連項目アルタイ文化輝県古墓群金村古墓壺【う】塚長沙

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世界大百科事典 第2版の解説

もっかくぼ【木槨墓 mù guŏ mù】

棺をおさめる外箱を槨(椁)といい,木槨墓は中国古来の重要な葬制であった。新石器時代後期に山東地方で発達する大汶口(だいぶんこう)文化に出現している。ここでは木棺と木槨の間に生じる空間を,副葬品を収納する副室として利用している。殷周時代では身分の高低によって木槨の大きさが決められた。安陽市郊外の殷王陵区で発掘された侯家荘1001号墓は最大の規模を誇る(殷墟)。地下10m余りに達する深い〈亜〉字形の墓坑を掘り,床下に墓を守護する武人や犬を入れる坑(犠牲を入れる腰坑)を設け,その上に木材を組み合わせた木槨をつくる。

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