現代外国人名録2016 「アンヌヴィアゼムスキー」の解説
アンヌ ヴィアゼムスキー
Anne Wiazemsky
- 職業・肩書
- 作家,女優
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1947年
- 出生地
- ドイツ・ベルリン
- 学歴
- ナンテール大学
- 受賞
- ゴンクール賞〔1993年〕「カニーヌ」,RTLリール・グランプリ賞〔1996年〕「愛の讃歌」,アカデミー・フランセーズ小説大賞(1998年度)「ひとにぎりの人々」
- 経歴
- 父は亡命ロシア貴族で外交官、母はノーベル賞作家フランソワ・モーリヤックの娘、伯父は作家クロード・モーリヤックという文学一家に育つ。1966年17歳の時ロベール・ブレッソン監督の映画「バルタザールどこへいく」で女優デビュー。’67年ジャン・リュック・ゴダール監督の「中国女」で主役に起用され、同年ゴダールと結婚。「ワン・プラス・ワン」(’68年)、「東風」(’69年)、「ウラジミールとローザ」(’70年)などに出演、ゴダールの伴侶として世界的に注目される。のち離婚。他の出演作品に「テオレマ」(’68年)、「豚小屋」(’68年)、「アウト・ワン」(’71年)、「離愁」(’73年)、「秘密の子供」(’82年)、「ランデヴー」(’85年)など。一方、’88年「育ちのいい娘たち」で作家デビューし、注目される。第4作「カニーヌ」でゴンクール賞を受賞。’96年には「愛の讃歌」が大きな評判を呼びベストセラーとなる。他の作品に「ひとにぎりの人々」(’98年)、「少女」(2007年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報