アーカイバル・ディスク(読み)あーかいばる・でぃすく(その他表記)Archival Disc

知恵蔵mini 「アーカイバル・ディスク」の解説

アーカイバル・ディスク

ブルーレイに代わる業務用次世代光ディスク規格。2014年3月、ソニー株式会社とパナソニック株式会社が名称ロゴマーク仕様などを策定した。2015年夏以降の発売が予定されている。温度湿度の変化に強く、防塵・耐水性に優れ、将来的なフォーマット互換性も保証されているため、データの長期保存に適している。大きさはDVDブルーレイディスクと同じ直径12センチ。ディスクの両面でデータ保存が可能で、1枚当たりの容量現行のブルーレイディスク規格の3倍に当たる300GB。将来的には1枚あたり500GB~1TBまで大容量化するとしている。

(2014-3-12)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android