イ・あげる

普及版 字通 「イ・あげる」の読み・字形・画数・意味


6画

[字音]
[字訓] あげる

[説文解字]

[字形] 会意
已+廾。已は(すき)。耜を奉ずる形。用例に乏しく、〔書、尭典〕に「岳曰く、(異)なる哉、可なるを試みて乃ち已(や)めん」とあり、〔釈文〕に「(玄)のは異、孔(安国)・王(粛)のは怡」とあって、の定解がない。ただ〔列子、楊朱〕に「重囚梏、何を以て(こと)ならんや」、また左思の〔魏都の賦〕「なる乎(かな)、の士」などは、玄の注によって、この語を用いるものであろう。〔説文〕三上に「擧なり」と訓するのは、字形にあう。その解をとれば、文は「擧げん哉、可なるを試みて乃ち已(もち)ひん」となる。

[訓義]
1. あげる。
2. ああ。
3. 異なる。

[古辞書の訓]
字鏡集 ユタカニ

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む