イジコフスキ(その他表記)Irzykowski, Karol

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イジコフスキ」の意味・わかりやすい解説

イジコフスキ
Irzykowski, Karol

[生]1873.1.25. タルノフスキェ,ピルズノ付近
[没]1944.11.2. ワルシャフスキェ,ジェラルドゥフ
ポーランド評論家,作家。半世紀にわたる文学活動を通じて,常に新鮮で刺激的な芸術論を発表し続け,「若きポーランド」の芸術家たちや戦間期の文学に大きな影響を与えた。『魔女』 Pałuba (1903) はきわめて前衛的な形式の小説であり,『第 10番目のミューズ』X Muza (24) は先駆的なすぐれた映画芸術論として名高い。ほかに評論"Walka o treść" (29) 。ワルシャワ蜂起中に負傷して死亡

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