最新 地学事典 「イスア表成岩帯」の解説
イスアひょうせいがんたい
イスア表成岩帯
Isua supracrustal belt
西グリーンランド南部,アクレックテレーンの北東端に帯状に分布する世界最古の表成岩帯。アミツォーク片麻岩体に囲まれるU字形分布をなし,デュープレックス構造がみられる。緑色片岩~角閃岩相の中圧型の累進変成作用を被る。原岩は超苦鉄質岩・玄武岩・縞状鉄鉱層・チャート・タービダイト・礫岩などであり,海洋プレート層序を残している。原岩の形成年代はアミツォーク片麻岩との関係から3,800~3,600Maとされ,広域変成作用はアミツォーク片麻岩の形成とほぼ同時に起きたとされる。
執筆者:丸山 茂徳
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

