イドフ(その他表記)Idfu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イドフ」の意味・わかりやすい解説

イドフ
Idfu

エジプト南部,アスワン県の町。アスワンの北 96kmのナイル川西岸に位置し,古代にはアポロノポリス・マグナと呼ばれた。プトレマイオス朝に建造されたホルス (鷹の神) の神殿で有名。構造は長さ 138m,幅 76mの典型的なエジプト神殿で,前 237年建造開始された。市の北部と西部の墓地からは古王国のマスタバ墳墓や中王国の墓が多数発見され,古代都市の跡からは大量のオストラコンが発見された。現在は穀類,綿花,ナツメヤシの重要な集散地。製糖工業が盛ん。人口4万 5737 (1986推計) 。

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