イプソスの戦(読み)イプソスのたたかい

改訂新版 世界大百科事典 「イプソスの戦」の意味・わかりやすい解説

イプソスの戦 (イプソスのたたかい)

アレクサンドロス大王死後の帝国領相続をめぐる後継者戦争期の重要な会戦。カッサンドロス(マケドニア),プトレマイオス1世(エジプト),リュシマコス(トラキア)ら帝国領の分割をはかる諸将は,前321年の協定で帝国軍の指揮権継承を公認されたアンティゴノス1世が帝国の統一支配権の掌握を狙うのに連合して対抗し,前301年小アジア中部フリュギアのイプソスIpsosで会戦,この戦いでアンティゴノスは敗死した。
→ディアドコイ
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のイプソスの戦の言及

【セレウコス[1世]】より

…前305年王を称した。前301年イプソスの戦でシリア(南部のコイレ・シリアを除く)を獲得,地中海への出口を得て,以後は政策の重点を西方におく。前281年コルペディオンの戦により小アジアの大部分を獲得,さらにトラキア,マケドニアをも征服せんとしたが,途上で殺された。…

※「イプソスの戦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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