刺刺(読み)トゲトゲ

デジタル大辞泉の解説

とげ‐とげ【刺】

[副](スル)とげとげしいさま。とげがあって、親しみにくいさま。「刺刺した顔つき」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

とげとげ【刺刺】

( 副 ) スル
とげ立っているさま。また、態度や言動がきつくて親近感を欠いているさま。 「 -した言葉遣い」 「 癯 やつれてゐる故せいか顔の造作が-してゐて/浮雲 四迷

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

いら‐いら【刺刺】

〘名〙 植物「いらくさ(刺草)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

とげ‐とげ【刺刺】

[1] 〘副〙 (「と」を伴っても用いる) とげとげしいさま。
※浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一「非道(ひど)く癯(やつ)れてゐる故(せゐ)か顔の造作がとげとげしてゐて」
[2] 〘形動〙 (一)に同じ。
※半チョッパリ(1971)〈李恢成〉一「それまで美しく見えた日本列島が〈略〉とげとげの荊棘に変ってきた」

とげとげ‐し・い【刺刺】

〘形口〙 とげとげし 〘形シク〙
① とげ立っている。とげ立ってちくちくとささるようである。
※青年(1910‐11)〈森鴎外〉二三「器械刈にした頭の、筋太な、とげとげしい髪には」
② 口調・目つきなどが、荒々しい、意地悪そうである。かどだっている。険を含んでいる。
別れ霜(1892)〈樋口一葉〉四「替らぬ心の私しこそ君様の妻なるものを何(なに)とげとげしい他人あしらひ」
とげとげし‐げ
〘形動〙
とげとげし‐さ
〘名〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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