イリドミルメシン

化学辞典 第2版 「イリドミルメシン」の解説

イリドミルメシン
イリドミルメシン
iridomyrmecin

C10H16O2(168.23).単環式モノテルペンラクトン.アルゼンチン産のルリアリIridomyrmex humilis分泌物に含まれており,動物に対して接触毒性を示し,また殺虫作用,抗菌作用をもつ.マタタビラクトンはイリドミルメシンとイソイリドミルメシンの混合物であり,ネコに興奮作用をもたらす.融点60~61 ℃.+210°(エタノール).[CAS 485-43-8]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android