20世紀西洋人名事典 「イングマールベルイマン」の解説
イングマール ベルイマン
Ingmar Bergman
1918.7.14 -
スウェーデンの映画監督。
元・ストックホルム王立劇場監督。
ウプサラ生まれ。
1944年ストックホルム大学を中退。映画「もだえ」(’44年)の脚本を執筆。’45年に映画監督第一作「危機」を撮影。’52年「不良少女モニカ」で世界的に名を馳せる。「夏の夜は三たび微笑む」(’55年)、「処女の泉」(アカデミー外国映画賞)等でその地位を確立し、「アート・シアター」の巨匠と呼ばれる。その後も「鏡の中の女」(’75年)、「秋のソナタ」(’78年)等の作品がある。作品は神と人間という形而上的命題を映画的に形象。’83年「ファニーとアレクサンドル」以後は引退し、舞台演出を手がけている。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報