イングリア(その他表記)Ingria

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イングリア」の意味・わかりやすい解説

イングリア
Ingria

フィンランド湾に面し,ラドガ湖ペイプス湖にはさまれた平坦な地方。このロシア名は,フィンランド語では Ingerinmaa,一般には Ingermannlandの名で知られている。地名由来スウェーデンから来住した「放牧民の土地」に基づく。長く,ノブゴロドモスクワ大公国に所属したが,16~17世紀にはスウェーデンとの紛争が絶えなかったが,1721年のニスタットの和約でロシアに併合された。中心都市はサンクトペテルブルグ

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む