日本大百科全書(ニッポニカ) 「インディアン・クラブ」の意味・わかりやすい解説 インディアン・クラブいんでぃあんくらぶIndian club 棍棒(こんぼう)(長さ35~60センチメートル、重さ0.5~1.3キログラムの木製徳利(とくり)形)を両手に1個ずつ持ち、手首、肘(ひじ)、腕の回旋と振りを中心にした運動を行う手具(しゅぐ)体操。アメリカで発達し、日本でも、男子体操競技の特殊種目として行われていた。この運動は高度な巧緻(こうち)性とリズム感覚を養うのに適している。[上迫忠夫] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例