インディアンクラブ(読み)いんでぃあんくらぶ(英語表記)Indian club

翻訳|Indian club

デジタル大辞泉 「インディアンクラブ」の意味・読み・例文・類語

インディアン‐クラブ(Indian club)

体操用具の一。ボウリングのピンに似た木製の棒で、腕の鍛錬に用いる。

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精選版 日本国語大辞典 「インディアンクラブ」の意味・読み・例文・類語

インディアン‐クラブ

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] Indian club ) 体操用具の一種。また、それを用いて行なう体操。長さ約四〇センチメートルのびん形の棍棒(こんぼう)で、鉄製と木製がある。手に持ち、主に腕の鍛練に用いる。棍棒体操

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「インディアンクラブ」の意味・わかりやすい解説

インディアン・クラブ
いんでぃあんくらぶ
Indian club

棍棒(こんぼう)(長さ35~60センチメートル、重さ0.5~1.3キログラムの木製徳利(とくり)形)を両手に1個ずつ持ち、手首、肘(ひじ)、腕の回旋と振りを中心にした運動を行う手具(しゅぐ)体操。アメリカで発達し、日本でも、男子体操競技の特殊種目として行われていた。この運動は高度な巧緻(こうち)性とリズム感覚を養うのに適している。

[上迫忠夫]

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百科事典マイペディア 「インディアンクラブ」の意味・わかりやすい解説

インディアンクラブ

棍棒(こんぼう)体操

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世界大百科事典(旧版)内のインディアンクラブの言及

【体操】より

…健康なからだの育成,むだのない経済的な動きの修得,スポーツや作業に適する基礎的な運動能力の養成を目的とする運動法。
【沿革】
 英語のジムナスティックスgymnasticsの語源はギリシア語のギュムナスティケgymnastikēにさかのぼる。古代ギリシア人が裸体で競技をする習慣のあったところから,〈裸体の〉を意味するギュムノスgymnosから派生したことばで,前5世紀ころから使われている。したがって,古代ギリシア人にとって体操とは〈裸体で競技をすること〉を意味したのであるが,さらに積極的に〈睡眠,栄養,マッサージなどと関連して運動効果を科学的に検討し,運動を体系づける分野〉を意味するようになった。…

※「インディアンクラブ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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