イン・バスケット・トレーニング

人事労務用語辞典 の解説

イン・バスケット・トレーニング

イン・バスケット(in-basket)とは直訳すると、未決裁書類を入れる「未決箱」のこと。この未決箱に集められたさまざまな架空の案件に優先順位をつけ、迅速に処理していく訓練を「イン・バスケット・トレーニング」といいます。部長課長など、擬似的に設定された役職者立場になり、一定時間内に与えられた複数の課題をいかに適切に解決するか――判断意思決定シミュレーションを行うケーススタディ一種です。リーダーや管理者の能力開発、能力アセスメントに活用されます。
(2010/7/5掲載)

出典 『日本の人事部』人事労務用語辞典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android