インフルエンザワクチン

共同通信ニュース用語解説 「インフルエンザワクチン」の解説

インフルエンザワクチン

インフルエンザにかかった場合に発症を減らし、重症化を防ぐことを目的に接種するワクチン。原則自己負担の任意接種だが、65歳以上の高齢者らには費用公費一部負担する定期接種となっている。厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症との同時流行が懸念される今季については、10月1日から始まる接種対象を65歳以上の高齢者と60~64歳で心臓呼吸器の機能に障害がある人を優先し、それ以外は26日以降に接種するよう求めた。

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世界大百科事典(旧版)内のインフルエンザワクチンの言及

【インフルエンザ】より

…病原ウイルスの同定は,患者のうがい水から孵化(ふか)鶏卵培養法によって,ウイルスを分離するか,適当なウイルスの抗原を用い,血清学的に補体結合反応あるいは血球凝集抑制反応によって判断する。【川口 啓明】
[インフルエンザワクチン]
 インフルエンザの流行型は毎年のように変わるが,ワクチンの生産開始は,流行の半年から1年も前なので,流行株の予想は立てても,当然,当り外れがある。かりに予想が的中しても効果は80%程度である。…

※「インフルエンザワクチン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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