イージー・リスニング・ミュージック(読み)いーじーりすにんぐみゅーじっく(英語表記)easy listening music

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

イージー・リスニング・ミュージック
いーじーりすにんぐみゅーじっく
easy listening music

「聞きやすい音楽」の意。日本では1969年(昭和44)ごろから、従来のムード・ミュージックにかわることばとして用いられるようになった。耳当たりがよく、知性と現代性を含んだ音楽をさす。ヘンリー・マンシーニやバート・バカラック楽団の演奏などはその好例といえよう。その後、幅広く解釈されるようになり、オーケストラだけでなく、楽器のソロやボーカルにも適用されている。

[永田文夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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