ウアジェト(その他表記)Uadjet

改訂新版 世界大百科事典 「ウアジェト」の意味・わかりやすい解説

ウアジェト
Uadjet

古代エジプトの蛇の女神でギリシア人はウトUtoと呼んだ。その信仰の拠点ブトButoは〈ウアジェトの館〉の意。ブトは二つあり,一つはウアジェト神殿のあった聖なる町,他はホルスの王都で,イシスがホルスを清めオシリスの後継者としてセトとの戦いに身支度をさせた所。ウアジェトはオシリスと結びつくことにより,北エジプトの王室神として聖蛇ウラエウスUraeusとなり,王冠上に輝きファラオの不滅の守護神となった。またネイトよりひきついだ赤王冠は下エジプト・デルタ地帯の王権の永遠の象徴となった。ヒエログリフでファラオはバスケットに乗ったハゲタカネクベト)とコブラ(ウアジェト)で表された。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...

半夏生の用語解説を読む