20世紀西洋人名事典 「ウィリアムスタイロン」の解説
ウィリアム スタイロン
William Styron
1925.6.11 -
米国の小説家。
バージニア州ニューポート・ニューズ生まれ。
デューク大学在学中に海兵隊に入り終戦を迎える。戦後卒業し編集者を経て1951年「闇の中に横たわりて」を発表して文壇にデビュー、フォークナーの影響を強く受けた作品で、南部作家としての地位を確立。「長い行進」(’56年)、「この家に火をつけろ」(’60年)、ピュリッツア賞受賞の「ナット・ターナーの告白」(’67年)、「ソフィーの選択」(’79年)等の作品がある。’84年国際ペンクラブのゲストの代表として来日。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報