20世紀西洋人名事典 「ウィリアムテンプル」の解説
ウィリアム テンプル
William Temple
1881.10.15 - 1944.10.24
英国の聖職者。
元・カンタベリー大主教。
父は、フレドリク・テンプルで、ベイリオル・コレッジに学んで、1904年にクウィーンズ・コレッジのフェローとなる。その後聖職按手受領。’10年にはレプトン校校長、ウェストミンスター大聖堂参事会員などを経て、マンチェスター主教に選ばれ、’42年第98代カンタベリー大主教に就任した。教育事業、政治問題などに関心を示し、コペック会議などで指導的役割を果たした。「生活と実践」運動に参加し、エキュメニカル運動の推進に寄与し、著書に「自然、人間、神」(’34年)、「キリスト教と社会秩序」(’42年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報