コペック会議(読み)コペックかいぎ(その他表記)COPEC; Conference on Christian Politics, Economics, and Citizenship

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コペック会議」の意味・わかりやすい解説

コペック会議
コペックかいぎ
COPEC; Conference on Christian Politics, Economics, and Citizenship

1924年に政治経済市民権について,キリスト教信仰の立場から論じるために,イギリスバーミンガムで行われた大会。のちのカンタベリー大主教 W.テンプル議長をつとめた。第1次世界大戦の混乱した世界において,現代世界の政治,経済に対するキリスト教の影響力を強めようとして企てられたものであって,翌 25年のストックホルム生活と実践会議の準備となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android