20世紀西洋人名事典 の解説
ウィリアム・デビッド クーリッジ
Wiliam David Coolidge
1873.10.23 - 1975.2.3
米国の物理学者。
元・ゼネラル・エレクトリック社研究所所長。
マサチューセッツ州生まれ。
1904年マサチューセッツ工課大物理化学助教授となる。’05年ゼネラル・エレクトリック社に入社し、研究所研究員となり、’32年から12年間同所長を務める。’08年電気炉を使用する事により、粉砕しやすいタングステンを溶解し、ダイヤモンドの小乳から引き出す技術を開発し、それにより丈夫なタングステンフィラメントを作り上げた。これがもととなり’10年タングステン電球の完成や電子管の発展へとつながった。’14年X線管であるクーリッジ管を発明した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報