ウィルヘンダーソン沸石(読み)ウィルヘンダーソンふっせき

最新 地学事典 「ウィルヘンダーソン沸石」の解説

ウィルヘンダーソンふっせき
ウィルヘンダーソン沸石

willhendersonite

化学組成KCa(Al3Si3O12)・5H2Oの沸石の一種。三斜晶系,空間群,格子定数a0.923nm, b0.921, c0.952, α92.7°, β92.4°, γ90.1°, 単位格子中2分子含む。無色,ガラス光沢。[111]を双晶軸とする集片双晶,菱面形板状結晶の集合体。劈開{100}・{010}・{001}完全,硬度3,比重2.18。薄片中無色。屈折率α1.505, β1.511, γ1.517, 2V(+)87°。アルカリ火山岩,石灰岩質捕獲岩中に十字沸石・トムソン沸石・菱沸石・ギスモンディ沸石・魚眼石などを伴う。Si, Alの秩序配列した菱沸石とみなせる。1984年発見。この鉱物の研究者W.A.Hendersonにちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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