ウォルゼンド(読み)うぉるぜんど(その他表記)Wallsend

デジタル大辞泉 「ウォルゼンド」の意味・読み・例文・類語

ウォルゼンド(Wallsend)

英国イングランド北部、タインアンドウィア州の都市タイン川に沿う。名称ハドリアヌスの長城東端に位置することに由来。ウォルゼンド炭とよばれる良質な石炭を産する。今世紀初頭まで造船業が盛んだった。ウォールゼンド。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ウォルゼンド」の意味・わかりやすい解説

ウォルゼンド
うぉるぜんど
Wallsend

イギリス、イングランド北部、タイン・アンド・ウェア大都市県の小都市。タイン川に沿う。人口4万6200(2002推計)。町の名は、ローマ人が北からの攻撃に備えて築いた壁(walls)「ハドリアヌス長城」の東端(end)に位置することに由来する。ウォルゼンド炭の名で知られる石炭産地で、造船業、ガラス工業などが盛ん。12世紀起源の教会がある。

井内 昇]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む