20世紀西洋人名事典 「ウォルターカスケル」の解説
ウォルター カスケル
Walter Kaskel
1882 - 1918
ドイツの労働法学者。
元・ベルリン大学教授。
ベルリン生まれ。
1920年にベルリン大学教授に就任し、ワイマール共和国時代にドイツ労働法学会、立法や裁判にも大きな影響を与えた。主著の「新労働法」(’20年)は法実証主義的基礎にたち、労働法学を社会政策から離して独立した法解釈学として確立したと評されている。社会保険法の研究でも業績がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報