ウクライナ親欧米派の革命

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ウクライナ親欧米派の革命

2004年11月の大統領選決選投票では、当時首相で対ロシア関係を重視するヤヌコビッチ氏が勝利。親欧米のユーシェンコ氏率いる野党側はヤヌコビッチ氏側の不正を指摘し、首都キーウ(キエフ)の「独立広場」で抗議行動を展開した。最高裁は不正を認め、12月のやり直し投票でユーシェンコ氏が勝利した(オレンジ革命)。大統領だったヤヌコビッチ氏は13年11月、欧州連合(EU)との連合協定締結準備の凍結を表明すると野党側が反発し、同広場をデモ隊が占拠。14年2月に治安部隊発砲でデモ隊100人超が死亡するなど混乱する中、同氏はロシアへ亡命。野党が政権を奪取した(マイダン革命)。(共同)

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