ウコタキヌプリ(読み)うこたきぬぷり

日本歴史地名大系 「ウコタキヌプリ」の解説

ウコタキヌプリ
うこたきぬぷり

十勝支庁管内中川なかがわ郡本別町・足寄あしよろ足寄町と、その東の釧路支庁管内白糠しらぬか町の境界上にある山。標高七四五メートル。白糠丘陵北部に位置するが、北方足寄町・白糠町境の阿寒あかん富士の南麓から旧十勝・釧路国境に沿って南西に向かい、ウコタキヌプリから南に折れて釧路支庁管内白糠郡音別おんべつ奥霧里おくむりに至る山地国境こつきよう山地とよぶこともある。山体は大部分砂岩泥岩礫岩などの白亜紀層からなるが、褶曲構造をなし、地形面は準平原化された第三紀末以降の浸食平坦面で、その後の隆起により開析され、現地形を形成するに至った。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む