ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウシコロシ」の意味・わかりやすい解説
ウシコロシ
Pourthiaea villosa
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→カマツカ
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→カマツカ
…材が堅くて折れにくいので,ハンマーの柄にされたり,また鎌の柄になるからカマツカ(鎌柄)の名がある。また,別名をウシコロシとかウシノハナギともいうが,これは牛の鼻に綱を通すとき,孔をあけるのに使われたり,また鼻環にされるためである。若芽や熟した果実は食べられるし,盆栽や庭木にされることもある。…
…もちろん,このような製材・加工工程を経た利用のほかに,個々の樹種の特性に応じて幹・枝の原形そのままに利用することも多い。バラ科のカマツカ別名ウシコロシの名は硬く弾性のある材が鍬や鎌の柄(束(つか))やウシの鼻輪に使われるところから生じた。ハギ類やキブシなど株立ちになる低木は炭俵のふたやすだれに供され,またマンサク類はねじって薪やものを縛るねそとして用いられるが,とくに五箇山(富山県)・白川郷(岐阜県)の合掌造の骨組みの結合には最良の材料とされた。…
※「ウシコロシ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」