うなぎ綿(読み)うなぎわた

精選版 日本国語大辞典 「うなぎ綿」の意味・読み・例文・類語

うなぎ‐わた【うなぎ綿】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、中年以上の婦人が用いた綿帽子一種うこん浅葱などに染めた真綿で作ったもの。防寒用。
    1. うなぎ綿〈日本永代蔵〉
      うなぎ綿〈日本永代蔵〉
    2. [初出の実例]「かねうちなくてぬめる人かは おはぐろを付ぬもかづくうなぎわた〈宗朋〉」(出典:俳諧・鷹筑波(1638)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む