日本大百科全書(ニッポニカ) 「ウボン」の意味・わかりやすい解説 ウボンうぼんUbon タイ南東部、ウボン県の県都。コラート高原東部、メコン川支流のムン川左岸に位置する。人口10万6602、同名の県の人口は169万1441(2000)。ウボン県の東部はメコン川を境としてラオスと、南部はドンレク山脈でカンボジアに接する。かつてはメコン川を介してラオスとの交流が盛んで、商業中心地として発達した。首都バンコクとは鉄道で結ばれ、自動車交通の要衝でもある。水利のよい低地では稲作が行われ、主食である糯米(もちごめ)が生産される。[友杉 孝] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
世界大百科事典(旧版)内のウボンの言及 【ウボンラーチャターニー】より …タイ東北部,ウボン県の県都。人口10万6000(1993)。… ※「ウボン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」