デジタル大辞泉 「ウムタタ」の意味・読み・例文・類語 ウムタタ(Mthatha) 南アフリカ共和国南東部、東ケープ州の都市。ウムタタ川沿いに位置し、港湾都市イーストロンドンと鉄道で結ばれる。かつてのバンツースタン(黒人居住区)であるトランスケイの首都が置かれた。コーサ人が多く居住する。近郊にンドゥリ自然保護区、ルチャバ自然保護区がある。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ウムタタ」の意味・わかりやすい解説 ウムタタうむたたUmtata 南アフリカ共和国、東ケープ州の都市。1993年の暫定憲法によりホームランドが解体されるまでは黒人国家トランスケイ(1976年10月に独立)の首都であった。1984年当時の人口8万4805で、そのほとんどはコーサXhosa人である。ウムタタ川岸にあり、トランスケイの行政、立法の中心地であったが、工業はほとんど発展していない。港市イースト・ロンドンからの鉄道の終点となっている。人口7万2205(1996)。[林 晃史][参照項目] | トランスケイ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例