20世紀西洋人名事典 「ウラジミールデディエル」の解説
ウラジミール デディエル
Vladimir Dedijer
1914.2.4 -
ユーゴスラビアのジャーナリスト,歴史家。
ラッセル法廷会議議長。
大学卒業後、「ポリティカ」紙の記者となり、イギリスやスペインに行く。民族解放戦争が起きると、1941年より4年間共産党機関誌「ボルバ」の編集員として活動したり、中央委員会情宣局に在籍。第二次大戦後は、「ボルバ」の主筆となり、政府の情宣局長として活動。’54年ジラス副首相の解任問題で、彼を弁護したため、6カ月の禁固刑を受け、公職を追放される。その後欧米の大学で現代史の客員教授を務める。’66年より1年間ベトナム戦争犯罪調査のラッセル法廷会議議長となり活躍する。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報