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民族解放戦争(読み)みんぞくかいほうせんそう

世界大百科事典 第2版の解説

みんぞくかいほうせんそう【民族解放戦争】

植民地・従属国被圧迫民族が,宗主国の支配・干渉を排除して民族の独立を獲得するためになされる戦争。古くはローマ帝国からスペイン人の新大陸征服にいたるまで,異民族の支配に対してこれとたたかう国家や種族や部族の戦争は世界史において枚挙にいとまがない。しかし近代における民族解放戦争は,欧米の対外膨張が植民地支配を伴い,植民地でもある程度の近代的商品生産関係に基づくブルジョア支配階級が成熟し,外国による支配・搾取をみずからの発展にとっての桎梏(しつこく)と感じるようになってからのことである。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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