20世紀西洋人名事典 「ウラジミールミナーチ」の解説
ウラジミール ミナーチ
Vladimír Mináč
1922 -
チェコスロバキアの作家。
スロバキア生まれ。
1948年「死が山を歩き廻る」で登場し、’49年「昨日と明日」で地位を確立する。戦争中、パルチザン闘争に加わり、戦後、体験をもとに長編3部作「長い待ち時間」(’58年)、「生者と死者」(’59年)、「鐘は暁を告げる」(’61年)を発表する。又、ルポ的短編集「覚え書き」(’63年)などでは社会主義下でのモラルを追求する。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報