共同通信ニュース用語解説 「うるう秒」の解説
うるう秒
世界共通の標準時刻は現在、セシウム原子の振動数から測る「原子時」を基に定めているが、かつては地球の自転速度に基づく「天文時」が使われていた。双方のずれを抑えるために、数年に1度「うるう秒」を挿入し調整しているが、コンピューターの普及に伴いトラブルも報告されるようになり、廃止が国際的に議論されている。廃止されれば、遠い未来に昼夜の感覚と実際の時間にずれが生じる可能性があるが「大きな影響はない」とする意見もある。日本は廃止の立場。
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