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うるう秒

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

うるう秒

極めて正確に時間を刻む原子時計の登場を受け、1972年に導入。地球の自転に基づく時刻(世界時)から0.9以上ずれないよう、原子時計の時刻に1秒挿入して世界の標準時(協定世界時)とする。しかし数年に一度、不定期的に挿入されるため、コンピュータープログラムで自動対応することが難しく、社会の情報化に伴い廃止論が台頭。ITUは99年から検討を続けてきた。現在、協定世界時は原子時計の時刻(国際原子時)より34秒遅れているが、うるう秒が廃止されると、この遅れは600~700年後には30分~1時間になる見通し。遠い将来は「真っ暗なのに時刻は昼」のようなこともありえる。うるう秒を挿入するかどうかは天体観測を基に決まり、過去40年間で24回あった。次回は今年7月1日午前9時直前(日本時間)の予定。

(2012-01-20 朝日新聞 夕刊 1総合)

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知恵蔵miniの解説

うるう秒

地球の自転によって定義される世界時と、世界各地の研究機関に約200台ある原子時計の加重平均である国際原子時の間のわずかな脱同期状態=ズレを修正する行為を指す言葉。世界時と国際原子時を合わせるため、数年に1度、1秒程度を挿入、あるいは削除するうるう秒が実施される。2015年1月6日、世界時を決定しているパリに本拠を置く国際機関「国際地球回転および基準座標系事業」(IERS)は15年6月の最後に1秒を追加すると発表。これを受け、日本標準時を決定・維持している独立行政法人情報通信研究機構は7月1日にうるう秒を実施することを発表した。うるう秒は15年7月1日9時ちょうどの直前に行われる。

(2015-1-13)

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