ウルリヒウィラモーウィツ・メレンドルフ(その他表記)Ulrich von Wilamowitz Moellendorff

20世紀西洋人名事典 の解説

ウルリヒ ウィラモーウィツ・メレンドルフ
Ulrich von Wilamowitz Moellendorff


1848.12.22 - 1931.9.25
ドイツの古典学者。
元・ゲッティンゲン大学教授。
ボズナニのマルコヴィツ(ポーランド)生まれ。
古文書学パピルス学などの基礎分野を始め、古代ギリシア文学者の原典批評と校訂作業、ギリシア宗教研究など多岐にわたる業績で、古代ギリシア研究を一気に前進させた。厳密な学問的対象把握と詩的想像力に支えられ、「ホメロス研究」(1884年)や「アイスキュロス悲劇作品」校訂(1914年)などは優れており、また1870年代のニーチェとの間の論争は有名で、その影響は今日にまで及んでいる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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