デジタル大辞泉 「エアロック」の意味・読み・例文・類語 エア‐ロック(air lock) 気圧の異なる所に出入りするための装置。潜函内作業やトンネル工事、宇宙船などで、出入りの圧力調整のために、内側ドアと外側ドアとの間に設けた小部屋。気密室。気閘きこう。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エアロック」の意味・わかりやすい解説 エアロックair lock 気圧が異なる空間をつなぐ装置。おもにケーソン,トンネルやシールドの工事など,高圧下で作業を行なうとき,大気圧の空間から人や物を出入りさせるのに用いる。また宇宙船にも用いられている。1830年にトマス・コクランが特許をとった。鋼製の筒状で,大気圧空間からエアロックへの入口と,エアロックから与圧された空間への出口が気密扉になっており,扉の一方は常に閉鎖されている。エアロック内の気圧を扉の外の気圧と等しくしてから扉を開く。(→圧気工法) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by