日本の自動車技術240選 「エクストロイドCVT」の解説
エクストロイドCVT
製作(製造)年1999
製作者(社)日産自動車(株)・JATCO
現状-
会社名日産自動車(株)
適用車種セドリック(Y34)、スカイライン
製作開始年1999
実用化年1999
変速・作動方式自動
伝達方式ディスクとパワーローラー
変速数前進6速マニュアルモード付無段変速、後進1段
変速比(前進)D・DSレンジ時:2.857~0.660マニュアルモード時:第1速 2.857 第2速 2.005 第3速 1.534 第4速 1.177 第5速 0.900 第6速 0.660最終減速比:3.692
変速比(後進)1.957
操作方式シフトレバー式
構造・方式・手段・方法等「エクストロイドCVT」では、エンジンからの動力を受けた入力ディスクの回転をパワーローラーに伝え、パワーローラーから出力ディスクに動力を伝えること(ダブルキャビティ方式)により駆動力の伝達と変速を行う。パワーローラーの傾きが連続的に変わることで、入力/出力ディスクのそれぞれの回転速度を変化させ、滑らかな無段変速を行っている。
効果素早いレスポンスと滑らかな変速、燃費の向上。
エピソード・話題性・2000年市村産業賞受賞・2000年自技会技術開発賞受賞・2000年機械学会賞受賞
出典 社団法人自動車技術会日本の自動車技術240選について 情報