共同通信ニュース用語解説 の解説
エチレングリコールとオランザピン
エチレングリコールは粘り気のある無色無臭の甘みのある液体で水に溶けやすい。ポリエステル繊維の原料や溶剤、車のエンジンの不凍液などに使われている。大量に飲み込むと人体に有害で、中枢神経や腎臓に障害を引き起こす恐れがあり、死に至る可能性もある。オランザピンは、抗精神病薬に含まれる成分で、統合失調症や双極性障害(そううつ病)を患う人に効用があるとされる。妄想を解消し、気分が落ち着くような鎮静作用を得ることができる。服用するには医師の処方箋が必要で、眠気などの副作用もある。大量に摂取した場合、死に至る恐れもある。
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