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うつ病 うつびょうdepression

翻訳|depression

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

うつ病
うつびょう
depression

元来は,統合失調症とともに内因性精神障害の代表的なものである躁うつ病 manic-depressive illnessのうち,うつ症状が強く出てくる病相をさした。うつ症状というのは心が沈んで,ことば少なくなり,意気消沈した状態をいうが,その正反対の症状である躁状態 (心がはずみ,多弁,多動で落ち着きのない状態) も本質的には同一であるという認識から,「躁うつ病」と呼ばれていた。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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知恵蔵の解説

うつ病

主な症状として、抑うつ気分(気持ちが沈む、自信を失う等)、精神運動制止(注意が集中できない、簡単な決断ができない等)、不安焦燥感(落ち着きがなくなる、焦り等)、自律神経症状(睡眠困難、食欲不振等)がある。朝が不調で、夕方になると少し楽になるという日内変動もある。子供から老年までの幅広い年齢層で見られ、子供や青少年の場合は身体症状が出たり、ひきこもる(ひきこもり)など、行動で症状を表すことがある。他人への配慮が過剰だったり、全てに完璧を目指すような性格傾向との関連性の研究もある。選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)など、抗うつ薬の効果が大きく、認知療法などの心理療法も支えとなる。日照時間が短くなると発症する季節性うつ病、出産後に発症する産後うつ病、身体症状が前面に現れる仮面うつ病、さらに引っ越しうつ病、昇進うつ病などという命名もある。なお、うつ状態とは逆に、気分の高揚や活動性の亢進する躁(そう)状態が、単独に生じる躁病と、うつ状態と周期的に交代する躁うつ病がある。うつ病を含め、これら全体を気分障害(mood disorder)という。

(田中信市 東京国際大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
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栄養・生化学辞典の解説

うつ病

 →抑うつ(鬱)

出典|朝倉書店
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