エッグノッグ(その他表記)eggnog

翻訳|eggnog

デジタル大辞泉 「エッグノッグ」の意味・読み・例文・類語

エッグノッグ(eggnog)

卵・牛乳砂糖などをよくかき混ぜたソフトドリンク。また、これにブランデーラム酒などを加えたカクテル

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「エッグノッグ」の意味・わかりやすい解説

エッグノッグ
eggnog

ブランデー,ラムなどに,鶏卵ミルククリーム,砂糖などを加えてつくる混合飲料。温冷いずれにもつくられ,ナツメグをかならず振りかける。酒類を入れぬ場合はバニラエッセンスを落とすとよい。アメリカ南部でクリスマス飲物とされていたものだが,いまは保健飲料として季節に関係なく飲用されている。またeggnoggとつづる場合があるが,これは古くイギリス南東部でつくられたアルコール度の高いビールである。元来nogとは強いale(ビール)をいう。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のエッグノッグの言及

【卵酒】より

…また《本朝食鑑》(1697)には黄衣(麦こうじ)を5倍量の水,半量の砂糖と煮て,これに卵黄を加える中国的製法と,熱くした酒に卵をおとしてかきまぜ,温かいうちに飲む方法とが記されている。欧米にはブランデーやラムに鶏卵,ミルク,砂糖などを加えてつくるエッグノッグがある。【菅間 誠之助】。…

※「エッグノッグ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android