エディージョーンズ(その他表記)Eddie Jones

現代外国人名録2016 「エディージョーンズ」の解説

エディー ジョーンズ
Eddie Jones

職業・肩書
ラグビー指導者 ラグビー・イングランド代表ヘッドコーチ 元ラグビー日本代表ヘッドコーチ

国籍
オーストラリア

生年月日
1960年1月30日

出生地
タスマニア州バーニー

学歴
シドニー大学卒

経歴
父はオーストラリア人、母は日系米国人、妻は日本人。シドニーで育つ。ラグビーのニューサウスウェールズ州代表フッカーとして活躍。引退後は一時高校教師となるが、1994年地元の名門クラブ・ランドウィックの二軍コーチとしてラグビー界に復帰。’95年初来日し、’96年プロのコーチとして東海大学や日本代表などの指導にあたる。’98年世界最高峰リーグ・スーパー12(後のスーパー14,現・スーパーラグビー)に所属するACTブランビーズ(オーストラリア)のヘッドコーチ(HC)に就任、4年目で頂点を極める。2001年オーストラリア代表(ワラビーズ)のヘッドコーチに就任。2003年自国開催のW杯では、決勝でイングランドに延長で敗れ、準優勝。2005年代表ヘッドコーチを任期途中で更迭される。2007年南アフリカ代表(スプリングボクス)のチームアドバイザーに就任し、同年のW杯優勝に貢献。この間、1997年より来日してサントリー・サンゴリアスのアドバイザーも務め、2010年2月ヘッドコーチに就任。2010〜2011年シーズン、トップリーグを4位で通過し、プレーオフトーナメント準優勝、第48回日本選手権優勝。2011〜2012年シーズン、トップリーグと第49回日本選手権を制し、2冠を達成。2012年4月日本代表のヘッドコーチに就任。攻撃的でスピーディーにボールをつなぐ日本人らしいスタイル“JAPAN WAY”を目指し、選手たちに世界一過酷と評された練習を課した。2015年のW杯イングランド大会では、1次リーグの初戦で強豪南アフリカを逆転で制し、日本のW杯2勝目となる歴史的金星を挙げる。第3戦のサモア戦、第4戦の米国戦にも勝利したが、3勝しながらポイント差で1次リーグ敗退。W杯後、日本代表ヘッドコーチを退任、スーパーラグビーに所属するストマーズ(南アフリカ)ヘッドコーチに就任したが、11月ストマーズとの契約解除で合意し、イングランド代表ヘッドコーチに就任。その指導力は世界のラグビー界に知れ渡っている。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

最新 世界スポーツ人名事典 「エディージョーンズ」の解説

エディー ジョーンズ
Eddie Jones
ラグビー

ラグビー日本代表ヘッドコーチ
生年月日:1960年1月30日
国籍:オーストラリア
出生地:タスマニア州バーニー
学歴:シドニー大学卒
経歴:母は日系米国人、妻は日本人。ラグビーのニューサウスウェールズ州代表フッカーとして活躍。引退後は一時教師となるが、1994年地元の名門クラブ・ランドウィックの二軍コーチとして復帰。その後日本に渡り、東海大や日本代表などの指導にあたる。’98年スーパー12(後のスーパー14,現・スーパーラグビー)のACTブランビーズの監督に就任、4年目で頂点を極める。2001年オーストラリア代表(ワラビーズ)の監督に就任。サントリー・サンゴリアスのアドバイザーも務め、2010年2月監督に就任。2010〜2011年シーズン、トップリーグを4位で通過し、プレーオフトーナメント準優勝、第48回日本選手権優勝。2011〜2012年シーズン、トップリーグと第49回日本選手権を制し、2冠を達成。2012年4月ラグビー日本代表のヘッドコーチに就任し、2015年のW杯まで務める。

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知恵蔵mini 「エディージョーンズ」の解説

エディー・ジョーンズ

ラグビー指導者。1960年1月30日、オーストラリア・タスマニア州で、オーストラリア人の父と日系人の母との間に生まれる。フッカーとしてプレーし、92年に現役引退。95年に初来日し、翌年、東海大学体育会ラグビーフットボール部のコーチとなる。同年、日本代表チームのフォワードのコーチを務めた。98年〜2001年は、オーストラリア・ACTブランビーズの監督を務め、01年には同チームを国際リーグ戦「スーパー12」制覇に導いた。03年、オーストラリア代表の監督としてワールドカップ準優勝。07年、南アフリカ代表のアドバイザーとしてワールドカップ優勝。10年よりサントリーのGM兼監督となり、リーグ制覇、日本選手権連覇を達成した。11年12月、ラグビー日本代表のヘッドコーチに内定、12年シーズンより15年のワールドカップ終了までの契約で就任した。13年10月、脳梗塞の疑いがあるとして検査入院した。

(2013-10-21)

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